なんでこの人たち、縛ってるんだろう。
人を捕まえて拘束するため、にしてはいくらなんでも縄だらけだ。
縄でぎちぎちに包んで、縄まみれになっている。
時間もかかるし、体力もずいぶん消耗するはずだ。
薄着なのに汗だらだらで動き続けているのが、遠目にもわかる。
そこまでして作り上げた縄アート、とでも呼びたくなるような美しい物体は、数十分後には全て解いて元の形に直さなくてはいけない。
ここまで徹底するなら、なぜ人間なんだ??人形じゃだめなの?
縄を持つ人の気合いみたいのがあって、本気!!っていう人に縛られた時、自分の心の向きをどこに定めたら良いのか、さっぱりわかんなくって、戸惑う。
「協力しましょう!」と本気で思う。
でも、お手伝いの仕方が解らない・・いや、協力って何をやったらお役に立てるのであろうか。
とにかく真剣な雰囲気なのだ。こちらもつい真剣になるのだが、じっとしていること以外にやることが取り立てて見つからない。ああ、困った。
そのうち、五感が少しずつ薄くなってきて、な、なんだなんだ。さいみんじゅつかこれは、とますます混乱する。
うう・・目をできるだけ開けておこう。 眠ってしまうのは非常にまずいだろう。
今日の感想。『井の中の蛙、大海を知らず』
世界は広い。
縛るひとと縛られるひとのやりとりがスリリングで、途中からはずっと「撮りてえなあ、くそう」と思っていた。(もちろんやらないです他人様のところで。だからくそう)
やっぱり、世界は広い。
撮りたいプレイは、まだまだきっとある。
ぐっでぐでになっていたんだろうなあ。
「蝋燭を垂らしたら熱いのよ!!それを気持ちイイに変換しちゃうなんて変態だわっ!!」
という姿勢までもが、ずりずりと揺らいだ日でありました。

ぐああ。
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- 2012/05/20(日) 23:50:57|
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3月31日(土)
下田ひかりさんの個展に行ってきた。

こうやってみると、少しグロテスクな印象なんだけど、目の前で見て見るとちょっと違うなあ。
モニター越しに感じた不気味さや重さ、暗いイメージよりも、可愛らしいなあって思う。
すーーーっごく大きな絵があって、100号サイズを二つ並べた作品が圧巻。
しかも、まだ製作途中、なんだとか。
塗ってないところがあるとか、そういうことじゃないみたいですよー。
他人から見ても解らない。
どこで絵を留めるべきか、それが一番難しい、と下田さんは教えてくれた。
そう!何と、下田さんが在廊しておられた。
まさか、作家さんにお会いできるとは。
運が良い。ありがたや。
絵の中に登場するモチーフには共通したものが多くて、しかもちょっと不思議なあり方だったりする。
聞いていいものかどうか解らなかったけど、訊ねてみたら大変親切に、丁寧に教えて下さったのだ。うおお。
下田さんが気さくな方だから答えて下さったのかもしれないし、他の作家さんに通用することでも無いかもしれない。でも、思いきって聞いてよかった。
彼女の想いは「現実を見ろ」っていうことだったと思う。(すごく乱暴にまとめると)震災後のことも含めて。
絵の中には死体が出てきたり、その腹が切り裂かれていたりする。
でも、決して退廃的ではないし、耽美でもない。
いつものヴァニラ画廊とはちょっと違うテイストの展示でした。
下田ひかりさんのブログ
HikariBlog
ヴァニラ画廊が入っているビルがけっこう好き。
古くて、エレベーターも二人乗りの小さな箱で、好き。
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- 2012/04/02(月) 22:25:49|
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