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綿のパンツ

つまり、勝負パンツでない。

新品ですらない。数百円の綿のパンツ。
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期せずして、羞恥プレイ的な。
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ちなみにわたくし、ストッキングこそマットよりツヤテカ派ですが(誰も聞いてない)、下着は天然素材を好みます。つまり綿。
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ちなみにわたくし、ブラジャー的なものはしないので(撮影用の衣装としてしか持ってない。言葉どおりの勝負下着)たいへんに身軽である。凸がないもので。
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そんな私の(誰も知りたくない)下着事情をお送りしました。
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ちゃんちゃん。
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春よ、来い。
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テーマ:SM・拷問・調教・凌辱  - ジャンル:アダルト

最終日

展示最終日に、滑り込みで百日紅へ。
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あいかわらず、冷酷なSMを仕掛けてくるshin3さんの個展である。
4人の女が小さな箱に閉じ込められている。まるで虫かごのようである。この日は、この写真ばかり見ていた。
展示のタイトルは、Small Box。しかも、同じテーマで、もう8回目。この執拗さも、shin3さんらしい。蝋燭だって、しつこい。執念である。
知り合った時、モデルをしていた時期、それから、一休みしてあらためて展示を観ると、彼の一貫した世界観の端を少しだけ覗ける気がする。手法は毎回びっくりするくらい斬新なのに、コアな部分は、何も変わっていない。変わらないということを、力に変える人なのだ。
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伊藤晴雨の写真本が置いてあった。
ふと手に取り、そのまま棚に戻すことができずに、テーブルに持っていき、また読んだ。なんというか、今までだって晴雨の絵は見ていたし、緊縛に属する者としては「知識としては」知っているつもりだった。でも、そうじゃなかった。写真に写っている女の横顔の、その表情から目が離せなくなったのだ。
頁をめくると、昭和初期とは思えない、力強い縄があった。荒縄だ。逆さに吊られた女の写真だ。ぐらぐらする。
彼がどのように女を責め、悦ばせ、泣かせ、その様子を収めようとしたのか、彼自身の文章が残されていた。
新妻を雪の中でぼろぼろにするために、わざわざ髪結いに行かせ、夜中に化粧をさせる。そして、夜が明けて明るさが整った午前中、雪のたっぷり積もった庭にきつく縛りあげた妻を放り投げ、写真に収める。そして、妻だけでは飽き足らずに、次々に女を縛り、写真に収めていく晴雨。

shin3.と伊藤晴雨には共通項がある。理想があり、そこに徹底して向かう姿勢だ。

女給姿の目玉堂さんに癒されて帰って来た。
どんなにハードな展示でも、彼女のおかげで、ゆっくりくつろげる。この日は、ちょっとした心配事があって、つい、打ち明けてしまった。彼女は、「なんとまあ」といった感じで、予想以上に親身に受け止めてくれた。それで、私は目玉堂さんがこれまで以上に大好きになってしまったのだった。目は口ほどにものを言う。


shin3 さん関連の日記はこちら。
【Fetish & Bondage Photo Sylvan Small Box】http://happymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-596.html
【裸を飾る】http://happymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-595.htm
http://happymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-595.html
【百日紅】http://happymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-570.html
【トランク】
http://happymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-507.html
【切り裂き】
http://happymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-526.html
【手錠と鎖】
http://happymoon.blog35.fc2.com/blog-entry-497.html

けっこう、あるなあ。
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ぱっと見た感じは大人しいんだけど、じっと見ていくと実はかなり酷い、ていうところがshin3さんのBDSMなんだと思う。

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豆ごはん・素敵な彼女

豆ごはん。
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昨年の節分の折り、会社の食堂で食べた「煎り豆ごはん」が忘れられなくて、一年後にようやく再会。
でも、なんとなく違う。たぶん、社食で食べたのは、ごはんを蒸らすタイミングで煎り豆を放り込んだような気がする。豆がまだポリポリしていたから。
これは、ネットで調べて何となくそれっぽかったレシピに従って、お米といっしょに炊いたのだ。ふっくら、二倍くらいの大きさになっている。でも、きなこの香りは健在。面白い。どちらにしても素朴な味で、作って良かったと思う。もし、まだ豆まきの豆が残っていたらご検討ください。二合の米に一つかみの煎り豆でおいしくできます。

Sさん主催の講習イベント「G縄」へ遊びに行った。
練習台として、行ける限りお邪魔しているのだが、今回はまた久しぶりの再会があった。
彼女とは、出会うたびに(毎回、年単位で「久しぶり!」な感じである)美しさが増しているような気がする。
一応、縄の会なので、素敵な紫色の縄を手にしていたり、身体に巻かれていたりするのが遠目に見えるのだが、目がつい、彼女を追ってしまう。私が好きだからかもしれないけど。いや、でもやっぱりキレイだよなあ~、と、くっきりと整った横顔から表情を読み取ろうとする、下衆な自分。

とにかく、元気そうで、何となく幸せそうで、良かった。
また近いうちにお会いできたらいいのにな、と、彼女と知り合ったSNSを探してみたのだが、もう何年も前のことだ。彼女らしいハンドルネームの人は見つからない。狭い世界だから、またきっと行き合うこともあるはず。そう思いながら、後ろ髪を引かれる思いでアパートに帰った。



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大寒には羊

真っ暗な道を自転車で通り抜けているうちに、だんだん夜が明けてくるはずなのに、今朝はなかなか夜明けがこない。さすが、大寒らしい。雪である。

今週はめずらしく、いわゆる「プレゼン」が多かった。内容も、対象も、ぜんぜん違うのを三本。明日が最後。こういうのは、呼び合うのだろうか。年に二、三度のこともあるから、大当りである。しかし、舞台で演奏するのと似ているような気もする。相手の反応を見ながらの調整度合いは、当然ながらプレゼンのほうがずっと大きい。明日が最後のヤマであるよ。さてどうだろうね。

というわけで、早めに帰って準備ちゅう。料理もしないよ。
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いつも同じメニューを頼んでしまう。羊のカレー。だいこうぶつ。赤いほうね。


うちの唯一の暖房器具。火鉢的な何か。狭い部屋にもかかわらず、寒過ぎて部屋の半分は使えない。この季節、半径2mくらいのところで生活しております。
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おやつのかりんとう。いただきもの。みそ味。白みそ餡の柏餅があるでしょう?あの味。実はかりんとうがちょっと苦手なのだが、これはいけた。みそ味、流行ればいいのに。

昨夜は舞衣さんに会いに鹿鳴館サロンへ遊びに行った。初めての女の子が遊びに来ていて、ぶっとんだ話を聞かせてくれた。
彼女の幼少期、家族との出来ごとは、たしかに「どひゃー」ではあるのだが、私はものすごく、うらやましいと思った。(うちの親も、まあまあ、惜しかったな)

舞衣さんの日。この日は、その部屋を訪れた人たちの密やかな話を聞くことができたりする。(運が良ければ)
その話を聞くために、私は部屋に足を運びに行くようなものだ。
性的に歪んだ行為に引き寄せられてしまうことになった、そのきっかけも興味深いし、その後の足跡はそれ以上に知りたいものである。(実際に変態っぽいプレイをせずに、脳みその中で愉しむ人もいる。それがおそらく、正解なのだ。私には無理だったけど)
舞衣さんは、女が抱え込んでしまった「どろどろ」を吐き出して、仮に一時でも、すっきりしてほしくて「舞衣Day」を作ったのだと、昨夜教えてくれた。
私は、女の話も、男の話も、その間の人の話も、どれも聞きたい。しかし、むしろ、私は男の話に飢えている。下ネタとかじゃなく、自分が理不尽にも抱え込んでしまった性のどろどろは、男の人はあまり持っていないのだろうか。それとも、私が男の人に話を聞くことが下手なのだろうか。女の子は、閉じられた安心した場所なら、けっこう本音を喋ってくれるような気がしているのだが。
後者であるような気はしているのだ。
今年のめあては、撮る、より、聴く、かもしれないなあ。まじですよ。


大寒の夜。羊をたべて、羊の毛を首に巻き、靴下をはいている。(部屋の中なのに!)

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水責め

1 「目隠しマスク」
2 「執拗」

「全頭マスク」シリーズをはじめから最後までパラパラ動画にしたもの。Flipbook video "Blindfold"
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男は私を縛りあげたまま、安楽椅子に乗せた。仰向けにし、さらに手足を拘束すると、首を椅子の端から出すようにして、さらに縄で固定した。
自分の頭がこんなに重いなんて知らなかった。首をそのまま保つのが苦しく、痛い。耐え切れずに、首の力を抜き、頭ががくんと反対側に折れた。それもまた、苦しい。
ちゃぷ・・と、水音がした。
大きなたらいか、バケツに水が入っているような音だ。
ばしゃり。
不意に、仰向けの顔の上から水が掛けられた。口と鼻に水が容赦なく流れ込んでくる。
「がはっ・・げほげほごほっっ」必死で首を振り、水を身体から出す。
ばしゃり。
また、水をかけられる。「いやああああ」叫ぶ。
ばしゃり。
「君が叫ぶなら、止めないよ。ここのビルは年末で誰も居ないんだ。意味わかる?」
恐怖で、頭がおかしくなりそうだ。
ばしゃり。
「まあ、叫ばなくても止めないんだけど」
苦しい。水が気道に入り込む。咳込む。息を吸う。ばしゃり。繰り返し。
「そうそう。そういう顔が見たかったんだよね」
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ばしゃり。
「君のおかげで、久しぶりに勃起したよ。愉しいよ。ありがとう」
生温かい粘液がかけられた。何の音もしなかった。
口と鼻に、男の精液が入り込んでくる。

「縄は自分で解いたらいいよ。それと、このことを警察に言ったら、こんどはボウルで水をかけるくらいじゃ済まないよ。生まれて来たことを後悔したくないでしょ?」

「じゃあね」
バタン、と、重い鉄のドアが閉まる音がした。

手足を思い切り動かし、暴れると、あっけなく縄は解けた。水浸しの床を踏みつけながら、事務所のようなつくりの狭い部屋の隅にある給湯機の水栓をひねる。
水は冷たかった。構わず顔を洗う。男の精液は髪にもへばりついて落ちる気配がなかったが、こんな場所に長居をするつもりはない。男が戻ってこないとも限らないのだ。
顔をシンクから上げ、水を止める。一口の電気コンロの上に、茶封筒が置かれていた。口止め料のつもりか、封筒には厚みがあった。中身も見ずにそれを掴んだ。身体の向きを変えると、床に放置されていたボウルが足に当たった。粗末なプラスチックのボウルだった。カラリカラリと高く乾いた音を立て、安っぽいオレンジ色のボウルが転がる。ビルじゅうに音が響いているような気がして、思わず身をすくめた。ボウルはやがて止まり、静寂が再び訪れた。ようやく、私ものろのろと動き出す。
寒い。びしょ濡れになった身体は、今になって震えが止まらなくなっていた。大急ぎで下着を脱いでコンビニの袋にひとまとめに突っ込むと、そのままジーンズとセーターを着てコートを羽織り、雑居ビルの階段を駆け降りた。

池袋の街は、相変わらずだった。人混みの激しい道をわざと選び、群衆に身体を紛れ込ませる。ようやく、ほっとした。
相変わらず、イカれた街だと思う。騒がしく、夕暮れの雑踏に止まるのは客引きかキャッチの男だけだ。それでも、今はその猥雑さがありがたかった。もちろん、化粧が派手に崩れ、前髪に精液を付けた女には誰も声を掛けない。一番イカれているのは自分なんだろう。そのまま家に帰る気にもならなかった。

首都高をくぐり、サンシャインの隣にある銭湯に飛び込んだ。スパだとかいう気取った施設だったが、とにかく冷え切った身体を温めたかった。服を脱ぐと、まだ髪が濡れていた。冷たく、固まっていた。泡をしっかりと立てて、髪も身体も包み込むようにして隅々まで洗い、暖かいお湯で流すと、禊ぎのような気分である。ジャグジーに身をゆったりと沈め、ようやく気分も落ち着いてきた。こんな時は、たとえ知らない人とでも、空間を共有したいと思う。
「きゃははは」高い嬌声が、湯気の中に響き渡る。シャワーの音。風呂桶のあたる音。
まったく、とんだ仕事納めだ。心の中で呟きながら、鼻の下まで湯に沈め、目を閉じた。


よろしかったらひと押しなりとしてくださいまし。

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プロフィール

鼠子

Author:鼠子
音楽と東京を謳歌する変な人。ルーツはSMだけどゼンタイ、W&Mなど、皮膚感覚とアングラを愛してます。趣味は18禁なドキュメンタリーを撮影すること。blogでは過去と現在、現実と非現実、日常と非日常のコラージュをお届け中。のんびりふらふら放浪してます。ブログのご感想など、メールでもお待ちしております。こちらからお願いします。
ツイッター @nezuminoko
フリッカー(写真おきば)
http://www.flickr.com/photos/nezumiko/
タンブラー 日常
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