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霊感少年の、その後

久しぶりに、彼からの電話。
数時間後には、隣でお酒を飲んでいる。

霊感少年は、立派な霊感青年に成長していた。
触れれば切れそうなところも、やけに露悪的なところも無くなっていてそのかわりに、柔らかな優しい表情と視線を身につけて。

ポータブルの小さな画面を、2人で覗き込む。
エンドロールに見つけた、彼の名前。
少しずつ、やりたいことに近付いているって、聞いていたのだけど、いざ、カタチを見ちゃうとやっぱり嬉しい。

「ねずみこは?」
そうねえ。公私ともに、相変わらず武者修行中かなあ。

普通の人が聞いたらびっくり仰天必至な近況報告。
彼はただ黙って私の話を聞いてくれて。
「やめろよ、そんなこと」とか、「心配しちゃうよ」とか言わずに
ただ静かに、最後に「うん」と言ってくれた。

ぼくは、君を叩けなかったけど。

別れ際の彼の声が、暖かくて。
彼の携帯から微笑みをくれた、ウサギを抱いた女の子といっしょに、幸せになってね、と願った。

テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

プロフィール

鼠子

Author:鼠子
音楽と東京を謳歌する変な人。ルーツはSMだけどゼンタイ、W&Mなど、皮膚感覚とアングラを愛してます。趣味は18禁なドキュメンタリーを撮影すること。blogでは過去と現在、現実と非現実、日常と非日常のコラージュをお届け中。のんびりふらふら放浪してます。ブログのご感想など、メールでもお待ちしております。こちらからお願いします。
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