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エスエマーと袋緊縛

【エスエマー】
仲間の一人は「えすえまー」という呼称を好まないのだと言う。
確かに、何とも間抜けな響きで美しくない言葉である。

実のところ、自分以外の人が使っているのを聞いたことは無い。
とても一般的な用語とは思えないが、もしそうなってしまったら困る。

この呼称を初めて聞いたのは、近所に住む写真家のアトリエを訪れた時である。
もう随分と前、五年以上も昔のことだ。
何時だったかも思い出せないくせに、その部屋のことは鮮明に覚えている。
先輩に連れられて訪れた部屋には興味深い本や標本がぎっしりと詰め込まれていて、机の上には膨大な写真が積み上げられた。
自分は何の面白みも無い小娘に過ぎず、目の前の大人二人の存在に比べると随分とつまらない人生を歩んでいるように思えた。

その日、芸術家は「キミは一体、何をしている人なの?」と言った。
私は正直に答えた。緊縛写真のモデルをしていること、そういう世界に憧れていたこと。
きっと、SMプレイの事も話したのだろう。
「そうか、君はエスエマーなんだね」と、彼は言ったのだ。
そうか。私はえすえまーなんだ。
その言葉はすとんと腑に落ちた。
まるで、居心地のいい場所を見つけた犬みたいに、私はそこにうずくまる。

そう。たしかに、私はエスエマーだった。
今はもう妄想の世界に帰ってきてしまっているが、当時はリアルな主従関係こそ全てだった。

もう一つ理由がある。
それは、取るに足らない、現実に即したつまらぬものだ。
日常のあらゆる場面で、SMという単語が定着してしまった。
もちろん、定義は違う。
表世界で扱う際のSは、つまり厳格であったり、人当たりのきつい人に対して用いられる。対してMは、いわゆるからかわれやすい人、からかわれることを受け入れている(かのような)人のことを指している。
時に、昼間、会社の中ですら耳にするこの単語は、本当に心臓に悪い。
平気な顔をしていても、実は鼓動を鎮めるのに必死になってしまうし、己を恥じる。
やれやれ。

えすえまー、という呼称は、まだ一般化されていない。(と信じたい)
ここが一番、大事なところだ。
私が耳にするのは、だいたい似たような嗜好を持つ人たち・・ものすごく大きなくくりではあるが、そういう人たちの集会などで使われることがある程度だ。
縄、鞭。蝋燭はもちろん、水責め、石抱き拷問系から、スパンキング、スカトロ。顔面騎乗にラッピング。
奴隷も主従も肉体改造も。
狭義のBDSMはもちろん、そういうの(まだまだえーと他にもあるような気がするなあ)全部まとめて大雑把に纏めてしまう言葉がSMであり、それらを扱う者はエスエマーである。

もし、エスエマー以外の者がこの言葉を口にするなら、私はこの言葉に変わる言葉を探さねばならない。
こんなブログを書いていながら、表世界からSMのイメージ全てが消え去ってしまったらいいのにと願う。

矛盾だらけだ。

【ふくろ】
これは、何だ?
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袋に入った上からあちこち編んでいく、その名も袋緊縛です。
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近々、袋に憧れのある人たちで集まってイベントが開催される。
その準備で日暮里の繊維問屋街に買い出しに行く。
近所なのに、一度も足を踏み入れたことがない町だ。
こういうの、ありがたいなって思う。
サークル活動って、こういうこともあるから、尚更止められない。
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「縛る」というより「包む」が近い。
うーん。自分も人を包めるようになりたいなあ。
その前に、袋を縫わなくては。

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

ZENTAI ゼンタイ

きっかけは、この本。
小林じんこさんの描く青春マンガ「JUNKIN GAP CLASH」

(クリックするとAmazonの著作紹介ページへ)

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テーマ:コスプレ・コスチューム - ジャンル:アダルト

牢獄

atelier縛 宗一郎さん主催の緊縛撮影会プレイベントにて。
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参加者の"裏あっきぃ"さんからお借りした写真を載せています。

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プレイベントというタイトルだけあって、自由度の高い、全員参加型の会になった。
スタッフも参加者もワクワクしながら進められたんじゃないかな。
斬新だなと感じたのは、縛り始めたところから(その前から)どんどん撮影が始まったこと。
縛っている宗一郎さんや、参加メンバーも被写体になっているところ。
完成した形をオブジェのように撮るだけじゃない、動きのある風景を撮ることができる。

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参加メンバーと宗一郎さんとのコラボレーション緊縛。
これも、新しい試みだ。プレイベントならでは、と主催者さんは言っていたけれど。

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この日記は、いわば映画の予告編のようなもの。

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この続きは、ぜひ裏あっきぃさんのホームページphoto-stock でご覧ください♪
http://photo-stock.pupu.jp/wordpress/
光と影を自在にあやつる凄腕フォトグラファーです。

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テーマ:緊縛・拘束 - ジャンル:アダルト

ふあ×はち さんより

ふわ×はち さんの作品もUP。
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撮影会に行ってみたら、女の子が二人もカメラを構えていた。
二人とも、ごっつい感じの黒くて四角い一眼レフ。
若くて可愛らしいお嬢さんが、しつこいけど二人も!!

人生、何が起こるかわかんないです。
生きてるといいことあります。

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happy sm style
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ハリドル(鍼+アイドル)なふわ×はち さんより、緊縛撮影会の作品をお借りしました。
ふわ×はち さんのブログはこちら
はち小屋
http://mitsunohachi.blog32.fc2.com/

HPはこちら
はちんこすろっと
http://hachincoslot.o0o0.jp/
今回の緊縛撮影会のお写真は、しゃしん◇ →●●がほしいの にあります。

緊縛撮影会の主催者HP
atelier縛
プレイベントも無事終了!今後にご期待下さい♪

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

Man of La Mancha

ラマンチャの男

ドン・キホーテだよ、と、同僚に笑われた。
「お前は風車に突っ込もうとしてるんだ」

嬉しい事を言ってくれるじゃない。
私も笑う。
計らずも最上級の賛辞を口にしてしまったことを、彼は知らない。

現実と妄想。理想と現実。
ドン・キホーテは間違いなく滑稽で、狂った老人だ。
それ以上に、愛すべき英雄であることは、真実だ。

彼の生き様に、私は励まされる。
「人を愛することを怖がったらお仕舞いだ」

To dream the impossible dream
To fight the unbeatable foe
To bear with unbearable sorrow
To run where ...the brave dare not go !!

追記:ラ・マンチャの男
大好きなミュージカル作品の一つです。

「ドンキホーテ」
某24時間営業のディスカウントショップの由来は、冒険心溢れる騎士の物語である。
「ラマンチャの男」は、作者セルバンテスが執筆中、実際に投獄されていた事実から着想を得た作品。
セルバンテスと牢獄の囚人たちの現実、彼らが演じる劇中劇における田舎郷士アロンソ・キハーナの「現実」、そしてキハーナの「妄想」としてのドン・キホーテは一人三役。
ドン・キホーテの理想の姫であるドルシネアと、現実の世界の売春婦であるアルドンサもまた、一人二役で演じます。
「役」が俳優を選んでいるとしか思えないほど、名演が多い作品でもあります。

夢は稔り難く
敵は数多なりとも
我は勇みて行かん

テーマ:素人 - ジャンル:アダルト

プロフィール

鼠子

Author:鼠子
音楽と東京を謳歌する変な人。ルーツはSMだけどゼンタイ、W&Mなど、皮膚感覚とアングラを愛してます。趣味は18禁なドキュメンタリーを撮影すること。blogでは過去と現在、現実と非現実、日常と非日常のコラージュをお届け中。のんびりふらふら放浪してます。ブログのご感想など、メールでもお待ちしております。こちらからお願いします。
ツイッター @nezuminoko
フリッカー(写真おきば)
http://www.flickr.com/photos/nezumiko/
タンブラー 日常
https://www.tumblr.com/blog/nezuminoko
タンブラー 非日常
https://www.tumblr.com/blog/lamia-nezumiko


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