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Cocoon Bodyhose
たしかに、繭みたい。
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冬は祝祭の季節だ。
赤と緑、それに白のコントラストは美しいと思う。
ドイツのクリスマスソングは明るすぎず、どこか土着的な響きがあって、とても好きだ。
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全ての人に平和と安息が訪れますように。

テーマ:フェチ - ジャンル:アダルト

裏と表 弐

裏と表 壱 の続き。

それにしても、着物というのは何故こんなに着ることが難しいのか。昔の人は全員天才か。
お太鼓という定番の結び方ですらどうにも仕組みがよくわからない。なぜ、たった一本の布があんなに美しく形を変え、しかもベルトの役割を果たすのか。それに、なんだってこんなに硬い生地なんだろう・・結ぶどころではない。着付けの教則本を見ながらどうにか帯あげをし、帯締めを結び、ようやく形を整える。

サロンでは若い女性の緊縛姿を間近にし、そして、着物を着ていることを忘れて彼女に悪戯を仕掛けた。
ふと気がつけば、帯が少し緩んでいる。でも自分ではたぶん直すことはできないし、教則本だって持ってきていない。
時計を見ると二十三時をとうに過ぎていた。まるでシンデレラだ。ドレスが大破する前に、時計が零時の鐘を鳴らす前に、どうしても家に帰らなければ。「いいところだったのに」心の中で舌打ちしながら、長い階段を駆け降りる。
エントランスを出て夜風に当たると、身体に何か硬いものが当たっている。痛い。
何だろう・・と思い返して、あ、と声が出た。帯を仮止めするために、木製の大きなクリップで挟んでおいたのを取り忘れて外出してしまったのだ。バカみたい。あーあ。
しかし、痛いものは痛い。一度思い出してしまうと、そのことしか考えられなくなる。
地下鉄に乗り、地元の駅に降りて、堪らずタクシーに乗った。いつもなら歩く二十分ほどの道のりは、今の自分には拷問でしかない。タクシーの中で、縛られた彼女の姿を思い出してうりうりと堪える。妄想で痛みを和らげようとするが、なかなか上手くいかない。彼女を責める妄想は、いつのまにか逆転していく。
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Tumblrやってます。
http://lamia-nezumiko.tumblr.com/
主に、ブログに載せきれなかった写真が置いてあります。

テーマ:SM・拷問・調教・凌辱  - ジャンル:アダルト

月と博士


坂田靖子さんの短編集。

彼女は長いこと「JUNE」(ボーイズラブをテーマにした雑誌)に連載していたそうだ。だから男の子同士のお話も多い。
それなのに、全く色気の漂ってこないアッサリ味がいいです。色気どころか、「恋愛風味」も無い。あるのは設定だけである

「ユデタマゴ」は、たった4ページの漫画。このブログにはぴったりなのでご紹介します。

夜中の料理番組にて----
「まずナベに水を入れ、その中にタマゴを沈めます」
「多少抵抗するかもしれませんが」
「無視して火にかけてしまいます」
 
「だんだん煮立ってくるとタマゴが熱がって暴れますが」

「暴れはじめて5分間で半熟」
「10分間で完全に快感に変わります」

「お好みの状態で冷水にほうり込み、フォークでカラをいためつけ」

「傷口に塩をすりこんでできあがり」

「美しいタマゴと楽しい夜をおすごしください」

主人公は番組で教えられたとおり実践するのですが。さてさて。
「明るい不条理」に出会いたい方、オススメです。

追記:ふと気になったのですが、ユデタマゴの性別はどちらでしょうね?
私のイメージはM男さんです。「ハンプティダンプティ」が網タイツ履いてイジメられてる光景が思い浮かんでしまう。

テーマ:M女のつぶやき - ジャンル:アダルト

裏と表

表と裏。責める側と、責められる側。
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その日は何の予定もない休日で、戯れに着物を纏って部屋を出たのだった。
夜の散歩など久しぶりだ。
怠惰な昼を過ごしたおかげで体力があり余っている。もし私がねずみなら滑車を勢いよく回しているところだ。
近所の神社でお参りをする。ここは、富士山の溶岩が祀られているお稲荷様だ。初めて参ったとき「さすが東京、富士山が近いのだなあ」と感心したのを覚えている。上京してきた田舎者には氏神様などと畏れ多くて言えたものではないが、それでも事あるたびにお参り、お礼参りに寄る。大都会らしく、夜中でも煌々と灯りが燈されていて、ほっとする。

地下鉄に乗り、築地を抜け地上に出るともう海が近い。
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神社があった。
このあたりは鉄砲洲というのだそうだ。大きなお社だったが、正面には鏡がぽつんと祀られているだけだった。
しかも、なんか普通に置かれてる感じだよ~・・神社って、こんなんだっけ。
(写ってないけど)隣には古い人形もあるし、夜だし、曇った鏡をじっと見ていると異世界に通じてしまいそうな雰囲気である。
*
*
*
部屋には、十人ほどの男女が集まっている。
その日の主役は、初めて参加するという女性であった。
部屋はいつも必要以上に薄暗く、表情もあまりわからなかったが、執事が「ずいぶん感じる娘だね」というので、めずらしいこともあるものだと驚いた。この部屋で縄に酔ったり、縛られて興奮したり「いってしまう」人はあまりいない。というのも、鹿鳴館サロンに集う客はどこか斜に構えているというか・・例えば自分を例にあげるなら、過去未来に渡って自分が誰かとつがいになることは無いだろうということとか、性的な機能に欠陥があることとか、BDSMの俎上でなくてはどうにもならないこととか、世の中のまともな人と上手くやっていくのがしんどいとか、私以外にもそういった「業」を抱えた「ややダメ」な人たちも少なからずいて、はじめはこのお嬢さんのように素直で健やかな娘さんもそのうち魑魅魍魎に取り込まれて、見た目こそ変わらぬが中身がえらいことになってしまう・・ということが無いとも限らない。(語尾があやふやなのは、それでも鹿鳴館サロンは仲間を求めているので、ぜひ一度は遊びに来てほしいのです。だいじょうぶ、こわくないから。)

閑話休題。
とにかく、彼女の感じ方は尋常ではなかった。
麻縄で服が汚れると申し訳ないので襦袢に着替えてもらい、それでもしっかりとブラジャーや下着を身につけたままでいたのだが、後ろに組んだ手を縄で纏め、自由を奪った途端に身体はうねり、肌は汗でしっとりと濡れ、黒い髪の下からは苦悶と歓喜が隠しきれずにあふれ出ていた。何よりもその濡れた強い目は、先ほどまでおっとりと座っていた上品な女性とは別人のようでドキリとする。
私はそっと彼女の上に覆いかぶさり、徐々に自分の重みを彼女に預けた。
耳に吐息をかけ、首に手を這わせた。しっとりとした太ももに爪をたて、のけぞる足の指を噛んだ。
彼女はまるで楽器だった。決して音を出すことなく、それでもいい声で鳴き、震えた。その声は空気を震わせずに、部屋にいるすべての人に届き、劣情をかきたてる。
撫でまわした首を強く掴みたいと思ったが、どうにか堪えて彼女の縄を解いた。
秋も深まっていたというのに、着物の下で、私の襦袢はぐっしょりと濡れていた。
*
*
*
夜が更け、帰宅して玄関を開けると、私を部屋まで送り届けた男はまず縄を手に取った。
続く。
(この文章は50%くらいフィクション、残り50%がノンフィクションです)

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アダルトなものは→こちらから。
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プロフィール

鼠子

Author:鼠子
音楽と東京を謳歌する変な人。ルーツはSMだけどゼンタイ、W&Mなど、皮膚感覚とアングラを愛してます。趣味は18禁なドキュメンタリーを撮影すること。blogでは過去と現在、現実と非現実、日常と非日常のコラージュをお届け中。のんびりふらふら放浪してます。ブログのご感想など、メールでもお待ちしております。こちらからお願いします。
ツイッター @nezuminoko
フリッカー(写真おきば)
http://www.flickr.com/photos/nezumiko/
タンブラー 日常
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